「カッピング」とインターネットで画像検索すると、
背中についたアザのような赤黒い跡の画像や、
背中に無数のガラスカップを吸引させ、
血を抜く画像などが出てきます。
これらの「誤解を招く痛々しい画像」こそが、
「カッピング」を世の中に一般普及させない大きな理由です。
ちなみに血を抜くのは「瀉血」といって、
カッピングを使った上で皮膚に切れ目を入れ、
老廃物と共に血液自体を抜く過激な治療法。
一回受けましたが、本当にオススメしませんし、
バキューマーはそんなことしません。
赤黒い跡については、
痛々しく感じるかもしれませんが、
肌の近くに血が集まった状態であり、
怪我のアザとは全く違うものです。
英語ではこれをmarkと呼び、
アザを意味するbruiseとは別れています。
タイトルで「謎が多い」と表現しましたが、
結局これは「正しく知られていない」ということの裏返し。
つまり「正しい知識を普及し、謎でなくすること」が、
私たちが第一に解決すべき課題なのです。
正しくカッピングを知った上で使えば、
あなたを悩ませる大きな原因のひとつを
いとも簡単に取り除けるかもしれません。
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